当社グループは、企業理念と長期ビジョン達成のプロセスにおいて、ESGの考え方を重視し、重点課題の解決に積極的に取り組むことを通じてSDGsの達成に貢献し、持続可能な社会の実現と信頼される企業活動を目指しています。
また、企業価値の向上を社会価値の創出と不可分のものと捉え、グループ全体の方針に沿ってサステナビリティの推進に取り組んでいます。気候変動、人口構造の変化、医療財政の制約、人材不足といった社会的課題が深刻化する中で、企業が持続的に成長するためには、短期的な収益の追求にとどまらず、長期的な視点で持続可能性を確保することが不可欠です。当社は、取締役会を中心とした推進体制を整備し、環境負荷低減、社会的責任の遂行、健全なガバナンスの強化を統合的に進めています。
ESG経営推進のための6つの重点課題(マテリアリティ)
当社グループは、サステナビリティに関する活動を管理推進する組織として、サステナビリティ委員会を設定しています。サステナビリティ委員会は気候変動や人的資本などのサステナビリティ課題に関する基本戦略、活動の実施状況等について議論し、適宜取締役会に上程・報告を行い、取締役会は、サステナビリティ委員会から報告を受けて、必要に応じて監督や指示を行います。