医療コンシェルジュを多くの方たちに活用していただき もっと入院生活を快適なものに
- 2012年入社 T.F.
- パラテクノ
医療コンシェルジュ
前職を経て、パラテクノ株式会社に入社し、医療コンシェルジュとして神戸低侵襲がん医療センターに配属。2017年3月より東京慈恵会医科大学附属病院を担当。
病院で必要とされる
「サービス」を担う仕事
大阪に住んでいたとき、神戸に新しくできる病院のオープニングスタッフとなる「医療コンシェルジュ」を募集していると知って応募したのが、入社のきっかけです。社会に貢献でき、これから業務内容を確立する新しい仕事だと知り、挑戦してみたいと思いました。
医療コンシェルジュが担っているのは、医療行為や経理事務など専門業務以外のサービス。患者様のご負担やご不安を少しでも減らすこと、そして、看護師様の業務負担を軽減することを目的として取り組んでいます。たとえば入院される方に対しては、病院の共用部分や設備、備品の使い方などのご説明をしたり、入退院時の手続きのお手伝いをしています。今までは、読書灯のつけ方一つをとっても、患者様自身が確認する必要があったのですが、私たちが説明させていただくことで、少しでもご負担がなくなればと思っています。
入院されている方にさりげなくお声がけして、積極的にコミュニケーションをとるようにしています。家族のこと、天気のことなど、何気ないおしゃべりで気分転換をして頂ければと思います。
従来はこうした医療行為以外の部分も看護師さんが担うことが多かったのですが、皆さん本当に日々忙しくされています。看護師さんには本来の業務に専念していただき、「サービス」の部分を担うのが私たち医療コンシェルジュなのです。
私は病院の職員ではなくパラテクノの社員という立場なので、しっかり連携体制を作るためには、医師、看護師、薬剤師などの方々との密なコミュニケーションが大切だと感じます。毎朝行われる看護師さんのカンファレンスにも必ず参加して、報告すべきことがあれば必ず伝えるようにしています。
医療コンシェルジュの
存在意義を周知させたい
今後は、当社から派遣された医療コンシェルジュが常駐する病院がどんどん増えていきますので、私たちの存在意義を知っていただくべく、しっかりと業務に取り組みたいと考えています。また、そのためには教育フローも必要ですので、組織的に取り組んでシステムを確立していきたいですね。
一般的には病院を選ぶとき、医療技術、最新機器といったことが判断基準になると思いますが、これからは医療コンシェルジュによるサービスもその一つに加えていただけるようがんばります!
航空自衛隊のブルーインパルスのファンで、全国各地で開催される航空祭に足を運んで展示飛行(アクロバット飛行)を楽しんでいます。また、幕末好きでもあるので、関連の史跡などにもよく出かけます。