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製品安全

誰もが安心できる安全な環境構築を目指してさまざまな取り組みを行っています。

パラマウントベッドグループでは、高品質な製品開発はもちろんのこと、最新の製品安全に関する情報提供など、あらゆる観点から、真に誰もが安心できる安全な環境構築を目指してさまざまな取り組みを行っています。

製品安全の基本的な考え方

<製品安全宣言>

パラマウントベッドは、誰もが安心できる安全で高品質な製品・サービスを積極的に提供するための指針として「製品安全宣言」と行動指針を定めています。

製品安全宣言

● 私たちは、人と物に対する製品の安全性を最優先におき、環境にも十分配慮した製品およびサービスを提供します。

● 私たちは、製品を開発・製造し、販売し、そして、ユーザーが使用・廃棄するまでのすべての期間を対象として、
   製品の安全性が確保されることを目指します。

● 私たちは、製品の安全性を確保できないと判断した場合には、速やかにその製品の製造または販売を中止します。

行動指針

○ 法令の遵守
   消費生活用製品安全法、その他の製品安全に関する法令、規格・基準を遵守します。

○ 製品安全文化の醸成
   製品安全に関する目標を策定し、実行することにより、製品安全文化を醸成します。

○ 製品のライフサイクル全般におよぶ製品安全管理
   製品の企画・開発・設計の段階から、出荷・組立・使用・廃棄に至る各段階におけるリスクを分析し、
   安全技術の開発やリスクの低減に取り組むなど、適切な製品安全管理体制を構築します。

○ 製品を安全に使用していただくための情報の提供
   取扱説明書、製品本体等への警告・注意表示により、製品を安全に使用していただくための情報を提供し、
   不注意や不適切な取り扱いによる事故の回避に努めます。

○ 製品事故発生時の対応
   製品において重大事故が発生したときには、事実確認と原因究明を速やかに行い、必要と認められる場合は、
   製品の回収その他の防止措置、適切な情報提供などにより危害発生・拡大の予防に努めます。

○ 製品安全管理体制の見直し
   定期的に製品安全管理体制を検証し、その改善に努めます。

製品安全への取り組み体制

社内体制

パラマウントベッドでは、「製品安全宣言」のもと、全社一丸となって製品安全に取り組んでいます。市場における品質情報の収集分析・評価を行い、経営トップや社内の関係各部署が連携して、適時適切に対応できる体制を構築しています。製品安全に関する情報は品質保証部が一元管理しています。

業界活動

医療・介護ベッド安全普及協議会
より安全な医療・介護用ベッドならびに周辺機器を開発し、普及させ、同時に、その正しい使用方法について周知徹底を図るなど、利用者が安心して製品を使用できる環境を構築するためには、一企業だけではなく業界全体として取り組む必要があります。
パラマウントベッドは業界へ働きかけ、「医療・介護ベッド安全普及協議会」(以下、「協議会」という)を発足させ、2014年6月現在7社が加盟しています。「協議会」では、調査研究部会(利用者との意見交換により、より安全な製品づくりや使い方に関する情報収集・研究を行い、併せて、国内外における安全性向上への取り組みに関する調査も行う)、技術部会(利用者の声を受け、国内外の公的な規格・基準との整合も図りながら、より安全な製品の開発に関する具体策の検討を行う)、広報部会(利用者に向け、安全に使用していただくための情報提供と協会活動の周知活動を行う)の3つの部会を設けて活動しています。
こうした活動の一環として、協議会では、ベッド周りで発生する事故の予防を目的に、「ベッドの安全使用マニュアル」を作成しました。療養環境で想定されるシーンごとにベッドの安全な使用方法や注意事項をまとめ、療養・介護の際に活用できるよう工夫されています。また、在宅で電動介護ベッドをより安全にご使用いただくために「在宅介護における電動介護ベッドハンドブック」を発刊しています。電動介護ベッドを在宅で使用するにあたり、利用者の身体の状態に応じた上手な使い方と、動作シーンごとの安全な使用方法や注意事項を中心にまとめてあります。初めて電動介護ベッドをご使用になる方にも配慮し、イラストを多用して出きるだけ分かりやすいものになるよう工夫されています。

ベッドの安全マニュアル/電動介護ベッドハンドブック

日本福祉用具・生活支援用具協会(JASPA)
「優れた福祉用具・生活支援用具および関連する事業の高度化を通して国民の健康・福祉や生活の質の向上を図るとともに、これに基づき社会や制度に対し情報開示や提言を進めていく等今まで以上に広く社会に貢献していく」との「日本福祉用具・生活支援用具協会(JASPA)」の設立趣旨に賛同し、パラマウントベッドはJASPAの活動へ積極的に参画しています。なお、JASPAは、福祉用具分野におけるJIS原案作成団体の事務局として積極的に取り組んだこと、重要課題である福祉用具の安全性の確保について、JIS及びJISマーク表示制度を活用した製品の安全性・信頼性向上とJIS対応製品の普及を図るなど、社会福祉への貢献、安全安心社会への貢献は極めて大きいこと、などが評価され、2009年度経済産業省工業標準化事業表彰において「経済産業大臣表彰」を受賞しました。また、2013年度には経済産業省の製品安全対策優良企業表彰において「特別賞」を受賞しました。

日本福祉用具・生活支援用具協会 Japan Assistive Products Association(JASPA)

ハード面の取り組み

パラマウントベッド製品は多くの医療・介護の現場で使用されており、安全性について信頼のおけるものであることが大変重要です。そのため、独自の基準で製品を評価し、安全性の確保に努めています。加えて、製品・サービスを通じたソリューション提案により、リスクの少ない安全な療養環境づくりを目指しています。

電動ベッドの安全対策

パラマウントベッドの電動ベッドは、安全にご使用いただくため、ベッドの構造やシステムのうえでさまざまな安全対策が施されています。

構造
ベッドの背ボトムを下げる方向で何かモノを挟み込んでしまった場合には、モーターの動力が背ボトムに伝わらなくなる構造になっています。

システム
電動ベッドの手元スイッチは、落下させるなど衝撃を加えても誤動作せず、また裏返しに置いてもボタンが押されないような形状や、無意識の動作を防ぐために複数のボタンが同時に押された場合には動作しないように設定されているなど、意図しない動作を防ぐ構造になっています。
また、液体がかかっても接点部が浸水・短絡しない防水構造をとり、仮に長年の使用により防水構造が劣化して液体が進入しても誤動作しないよう動作停止する回路が構成されています。
その他、マイコンの暴走による誤動作を防ぐための監視機能や、モーターが過熱しない保護回路など、さまざまな安全対策が施されています。

「離床CATCH」ソリューションを通じたリスク軽減

「離床CATCH」は、ベッド本体の高さ調節を行うアクチュエータ(モーター)に内蔵したセンサーによって利用者がベッドから離れたことを感知する機能です。オプション品を取り付けることで、利用者がベッドから離れたことをナースステーションに通知できます。夜間のトイレ時や徘徊などのリスクの高い行動を瞬時に把握することで、事故の予防につなげることが可能になります。
感知用のマットなどを敷く必要がないため、利用者の妨げになることがなく、転倒のリスクも軽減できます。
また、この「離床CATCH」は、株式会社ケアコムのナースコールシステムと連携することで、転倒転落リスクの高い利用者の在床・離床の把握がナースステーションで可能となるだけでなく、患者さんが離床動作に入った際に、その利用者の氏名・部屋番号・ベッド番号を看護師の持つPHSに通知することができます。利用者を見守り、看護師が患者さんの近くにいなくてもその動きが分かることで、安全安心の実現と看護介護業務の改善に貢献します。

「離床CATCH」ソリューションを通じたリスク軽減

業界初の福祉用具JISマークを認証取得

在宅用電動ベッド「楽匠Sシリーズ」では、「在宅用電動介護用ベッド」の福祉用具JISマークの認証を業界で初めて取得しました。「在宅用電動介護用ベッド」の福祉用具JISマーク制度は、介護用ベッドのサイドレールや手すりとのすき間、ボードとのすき間に体の一部を挟み込む事故を防止する観点から、従来の在宅用電動介護用ベッドのJIS規格であるJIS T 9254に、新たにベッド用手すり(グリップ)の規定を追加し、すき間寸法を見直すなどの安全性を高め、2009年3月20日付けで改正公布されたものです。
2014年1月に発売したベッド全体が傾く新しい背上げ機構を採用した在宅介護用ベッド「楽匠Zシリーズ」も認証を取得しています。

ソフト面の取り組み

よりよい看護・介護を行い、自立した生活を行うための福祉用具ですが、誤った使い方は事故につながるリスクもあります。パラマウントベッドでは、製品開発だけでなくさまざまな形で製品を安全にお使いいただくための情報提供に努めるなど、ハード面だけでは補いきれない部分の安全対策にも力を入れています。

安全情報の発信

パラマウントベッドでは、危険事象が発生した場合には、広く周知するためインターネットなどを通じて情報を提供するとともに、重要度に応じて安全性向上のための無償提供品をユーザーに対して配布しています。

「安全勉強会」の実施

「安全勉強会」では、転倒・転落予防を中心にベッドやベッド周辺機器の安全な使い方等の説明を随時行っています。この取り組みは、医療現場から患者の転倒転落の事故がなくならないといった悩みが多く聞かれたこと、製品導入時に使用説明を受けても忘れてしまったり、スタッフの入れ替わりがあったりで継続的にフォローして欲しいとの要望が多くあったことがきっかけで始まりました。実際に起きた事例を踏まえてどうすればそのリスクを回避できるかを考える“危険予知トレーニング(KYT)”を実施したり、医療・福祉用具の機能を現場に活かす工夫を学べるのがこの勉強会の特徴です。対象は医療・介護施設や福祉用具貸与事業者、ケアマネジャーからエンドユーザー(介護者)にいたるまで広範囲にわたっています。
2008年度には1年を通じて各地で800回以上開催し、延べ27,000人以上の方々に参加いただきました。受講後のアンケートでは、約8割の方が「参考になった」と好評をいただいています。

安全勉強会

転倒・転落予防DVD「笑顔のために」の制作

DVD「笑顔のために」は、患者と病院関係者が病院内の事故の中で発生数が多いとされる転倒・転落事故の要因等に関する情報を共有することで、注意喚起し、事故を未然に防ぐためのツールとして作成されたものです。転倒・転落事故のほとんどは、立ち上がったり、歩いたりする際に起きるもので、自分が転ぶとは思ってもいない患者に、そうした動作時のリスクを認識してもらうことを目的としており、入院時のオリエンテーション、外来やベッドサイドのテレビでの放映などを通じて、患者に入院中及び退院後においても事故のない生活のための意識付けを行うことができます。
当DVDの制作に当たりましては、癌研究会有明病院をはじめとする複数の医療機関や専門家の皆様のご協力を仰ぎました。

転倒・転落予防DVD「笑顔のために」

「医療看護支援ピクトグラム」の開発に寄与

当社は、「ベッドまわりのサインづくり研究会」(当社および首都大学東京、東邦大学、鹿島建設による産学協同研究会)に参画し、「医療看護支援ピクトグラム」の開発に貢献しました。
「医療看護支援ピクトグラム」の目的は、看護師が把握している患者の動きや姿勢などの生活情報やADL情報をわかりやすいピクトグラム(絵文字)でベッドサイドに表示することで、患者を取り巻く理学療法士や薬剤師、栄養士などの病院スタッフ、患者家族などでその情報を共有し、療養生活支援を円滑に進め、患者の転倒転落防止につなげることです。
この取り組みは、「第2回医療の質・安全学会(2007年11月23日~25日開催:東京国際フォーラム)」においてベストプラクティス賞の最優秀賞を受賞しました。
導入事例として、2008年11月にオープンした旭川赤十字病院の新棟に、安全の取り組みとして「医療看護支援ピクトグラム」が全床に設置されています。

医療看護支援ピクトグラム

「重要なお知らせ」ファイルの配布

「重要なお知らせ」ファイルは、これまでに発信してきた安全情報(注意喚起等)や「医療・介護ベッド安全普及協議会」が発行した製品安全のためのハンドブック等を綴じたもので、新たな情報を随時追加することができるようになっています。
パラマウントベッドは、従来からさまざまな形で市場に対し、製品事故に関わる注意喚起等を行ってきましたが、これらの文書の紛失や、綴じられていないことによる活用の際の不便さについてお客様からご指摘があり、対応したものです。

重要なお知らせ

製品安全対策優良企業表彰

平成27年度 商務流通保安審議官賞を受賞

パラマウントベッドは2015年11月、経済産業省主催の「平成27年度 第9回製品安全対策優良企業表彰」の大企業製造・輸入事業者部門において「商務流通保安審議官賞」を受賞しました。
パラマウントベッドグループは「先進の技術と優しさで、快適なヘルスケア環境を創造します」という企業理念を掲げ、高品質な製品・サービスの開発はもちろんのこと、製品を安全に使用するための情報提供や啓発活動に努めてきました。今回の受賞では以下の3つのポイントが評価されました。

●より安全性の高い本質的な安全設計のための取り組み

●新しい技術の実用化による安全な製品開発の取り組み

●利用者の行動分析による市場ニーズの把握と製品への反映

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