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社長メッセージ

株主の皆さまには日ごろよりご高配を賜り厚く御礼申し上げます。ここに当社第35期(平成28年4月1日から平成29年3月31日まで)の事業の概況と決算につきまして、ご報告申し上げます。

2017年3月期の業績について

 当期の業績(連結)につきましては、高齢者施設向け販売のほか、メンテナンス及び福祉用具レンタル卸の事業が堅調に推移したものの、国内の医療施設向け販売が減少したことにより、売上高は731億98百万円(前年度比1.2%減)となりました。
 利益面につきましては、円高による海外調達品の価格低下や生産部門のコストダウン等の効果により、営業利益は110億15百万円(同14.0%増)、経常利益は117億88百万円(同19.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は90億34百万円(同41.4%増)となりました。
 当期の利益配当につきましては、期末配当金40円にパラマウントベッド株式会社の創業70周年の記念配当10円を上乗せし、合計50円とさせていただきました。この結果、年間配当金は中間配当金40円と合わせて90円となりました。
 また、次期の配当金につきましては、安定的、継続的な利益還元の観点から、中間・期末とも一株当たり45円とし、年間配当金を90円とさせていただく予定です。株主の皆さまへの利益還元につきましては、今後も積極的に取り組んでまいります。

今後の事業展開について

 当社グループは平成28年4月から平成33年3月までの5年間を対象とした中期経営計画「2020プラン」を公表いたしました。平成33年3月期の連結売上高1,000億円、連結営業利益140億円を目標としており、重要施策として「既存事業の維持・拡大」「海外事業拡大の加速」「新たな成長の芽となる技術の開発とビジネスモデルの創造」を掲げ、持続的な発展と企業価値の向上を目指して活動しております。
 海外事業につきましては、アジア、中南米等に注力しております。すでに販売拠点を設置しているメキシコ及びインドにおいて今年度中に組立工場を新設する計画です。現地生産により関税等の負担を軽減するとともにさらなる販売の拡大を目指してまいります。
 新たなビジネスモデルといたしましては、ベッド上の患者の心拍数・呼吸数を非装着でリアルタイムに測定できるほか、さまざまな生体情報を一元管理する「スマートベッドシステム™」の浸透に努めてまいります。同システムの利用により、医療及び介護施設においてさらなる人材不足が懸念されるなか、業務の省力化、正確性の向上等が期待されます。
 国内及び海外の市場におきまして、グループ各社の連携を強化し着実な成長を目指してまいります。株主の皆さまにおかれましては、今後もご理解とご協力のほど、お願い申し上げます。

2017年6月29日